今だから話せる不妊治療話

現在38歳、昨年第1子出産。4年間で5つの病院を経験した不妊治療の記憶。

引くぐらい前のめりで陽気な医師

人工授精を5〜6回行っても妊娠に至らない場合に、体外受精をはじめとする高度生殖医療に移行することが一般的です。

 と『あなたが妊娠する3つの理由』(放生勲 著)の本に書かれていた。がしかし、え、もう私は体外受精をしなくちゃいけないの??という疑問が頭をぐるぐる。

だって、体外受精といえばなんと言っても費用が莫大にかかるし、そこまでするほどの決定的な不妊の原因が私たち夫婦には見つかっていない。まだもう少し人工授精に望みを託したい…。

そんなわけで、治療再開に向けての次の病院は、前より少し家から距離はあるものの自転車と電車で30分ほどで通えるNクリニックを選んだ。またもや街中のレディースクリニックで、不妊治療の専門医ではなく前回と規模は変わらず。しかしここは知人が通って良かったと話していたところ。診療科目も一番上に「不妊症検査と治療」と書いてあるし、ここはひとつ気持ちを新たに託してみようと思ったのでした。

 

行ってみると、そこの医師はなんとも陽気なおじさんという印象。よくしゃべる。過去の妊娠した患者さんの手紙などを見せてきたり、前のめりになって話してきたりと、熱量がYクリニックの医師と全然違う。

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ちょっと引き気味な自分がいたが、無感情の医師より全然良いなと感じた自分もいた(夫も一緒にいたが、どうやら彼はかなり引いていたようだ 笑)。

これまでの私の治療経緯を話したところ、ではもう少し人工授精にチャレンジしてみましょうという流れに。この病院で結果が出ると良いな…。期待半分、不安半分。まだまだ先の見えない不妊治療の長い道のり。このNクリニックを選んだことが吉と出ますように。