今だから話せる不妊治療話

現在38歳、昨年第1子出産。4年間で5つの病院を経験した不妊治療の記憶。

夫婦で歩む不妊治療。

Yクリニックで始めた卵の経過観察というのは、卵子が正常に育っているかどうかを調べていくのと合わせて、タイミング法も合わせて行っていくような感じだった。私の卵はどうやら正常な育ち方ではなかったようで、いくつか候補になりそうな卵胞があるのだけど、1つの卵だけ選抜されて大きくなっていくという様子が見えない状態。あれ?これって本で読んだけどホルモン値が足りないのでは?だけど前回のクリニックの検査では問題なかったはず…。と、また小さな不信感が出てきたが、そんなモヤモヤした気持ちは自分の中に押し留め、先生からはクロミッドを処方されることに。3日間ほど飲むと卵が1つ大きく育ってきた!

そして先生からは、「この日とこの日、タイミングとってね」との指示。それを夫に伝えるのが少々気まずかったけれど、これはミッションなのではっきりと伝えるしかない。ただ、男性によってはこれがプレッシャーになってうまくいかないこともあるのだとか。。幸いうちの夫は快くOKしてくれた(ように私には見えた)。とはいえさすがに最初は「そんなことまで指示されるの?!」と戸惑っていたような記憶も無くはない。

不妊治療は女性一人でできるものではなく、夫婦が一緒になって同じ方向を向いていかないと本当にうまくいかないと思う。これは結果的に体外受精まで経験した私が強く感じたこと。人工授精を試みていた知人の女性は夫婦の温度感が違っていてイライラしていたことを思い出した。旦那さんが精子を採取しなければいけないのに夜勤明けで疲れてそのまま寝てしまったので、「出すもん出してから寝なよ!!!」と激怒したらしい。おぉ、こわい…。でもせっかく奥さんの方は通院や薬を続けて排卵日に整えてきているのに、それを台無しにされる気持ちも分からなくもない。。

みなさん、夫婦の間で同じ目標を持つことは何よりも大事です。

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